エレベーターの寿命はどのくらい?リニューアルのタイミングもご紹介

エレベーターの寿命は、どのくらいになるのか考えてみたことはありますか。

人や物を運ぶことで私たちの生活に貢献してくれているエレベーターですが、使用するほどにその寿命は減少していきます。

そのためタイミングを見計らって、リニューアルの計画を立てる必要があるのです。

こちらでエレベーターの寿命について確認し、リニューアルするタイミングを考えてみましょう。

エレベーターの寿命は?

エレベーターの寿命は、さまざまな観点を参考にして考えることができます。 以下の内容から、目安となる寿命をチェックしてみましょう。

法定耐用年数は17年、計画耐用年数は25

エレベーターの寿命は、法定耐用年数によると「17年」とされています。

法定耐用年数とは資産ごとに決められる耐用年数のことを指し、税法上における減価償却の計算などに用いられる年数です。

エレベーターの機能を使い切るという認識においては、この法定耐用年数の17年が、寿命のひとつの基準になるでしょう。

他にも、物理的な使用年数を表す計画耐用年数は、約25年とされています。(ライフサイクルコスト参照)

エレベーターを物理的に使えなくなるまで活用するのであれば、25年という年数を寿命として考えることができるでしょう。

メーカーが公表する寿命を参考にする

法定耐用年数や計画耐用年数がある一方で、多くのメーカーはエレベーターの寿命をだいたい20〜25年と公表しています。

そのためメーカーの公表年数を参考に、エレベーターの寿命を換算することも考えられるのです。

現在使用しているエレベーターの詳細を確認し、メーカーから寿命として考えられる耐用年数が表明されていないか確認してみましょう。

エレベーターの寿命は延ばせるのか?

エレベーターの寿命は、適切なメンテナンスを行うことによって、ある程度延ばしていくことができると考えられます。

年に1回の法定点検や月に1回程度の保守点検を通して、エレベーターの状態を最良のものにしていくことで、適切な使用寿命に近づけることができるでしょう。

一方で、メンテナンスを続けていても、いずれエレベーターの寿命には限界がきます。

そのため寿命を延ばすためのメンテナンスを行いつつも、エレベーターのリニューアルを考える必要があるのです。

エレベーターのリニューアルを行うタイミングを、どのように決めるのかも検討しておきましょう。

エレベーターをリニューアルするタイミングについて

エレベーターの寿命は明確に何年と決められているわけではないため、リニューアルを行う際にはそのタイミングについて考えておかなければなりません。

最適なタイミングでリニューアルが行えるように、いくつか目安となるものをチェックしておきましょう。

経年劣化が深刻になったとき

エレベーターの経年劣化が深刻になってきたなら、メンテナンスよりもリニューアルを優先すべきタイミングだと考えられるでしょう。

多くの場合、エレベーターは長く使い続けることで各部の劣化が進んでいきます。

接触不良、断線、摩耗、その他あらゆる電気系統に関するトラブルが、時間による劣化が原因で増えていくのです。

そういった経年劣化は、通常のメンテナンスを続けていても防ぎ切ることはできません。

そのため経年劣化が目立ちはじめたときこそ、思い切ったリニューアルが検討されるタイミングになるのです。

主要機器が廃盤になったとき

エレベーターに使われている主要機器やその部品は、いずれ製造を終えて廃盤になってしまいます。

廃盤になってしまえば、エレベーターの故障に対応することができず、メンテナンスが不可能となってしまうのです。

そのため、利用しているエレベーターの主要機器や部品が廃盤になるタイミングをきっかけに、リニューアルを行うことも考えられます。

多くの場合、エレベーターの主要機器や部品は、25年程度で廃盤になります。そのあたりをひとつのタイミングとして、リニューアルを検討してみましょう。

エレベーターをリニューアルするメリットとは

エレベーターのリニューアルは、いくつかのメリットを得るきっかけでもあります。以下でメリットをチェックして、リニューアルを行う理由を見つけてみてください。

安全性の向上につながる

エレベーターを完全にリニューアルすることは、利用時の安全性を向上させることにつながります。

最新の機器を導入すれば、現在の進化した技術やシステムを取り入れることが可能です。

特に古いエレベーターを使用している場合には、最新技術との差がそのまま安全性を向上させることになるでしょう。

近年の法改正によって、エレベーターにも地震時管制運転装置や戸開走行保護装置などの安全装置を備え付けることが義務付けられるようになりました。

そのためリニューアルして最新の基準に合わせることで、自然と安全性は高まるのです。この機会に安全性の向上を目的に、リニューアルを検討してみるのもいいでしょう。

コストの削減につながる

エレベーターのリニューアルは、コスト削減にもつながります。消費電力が減ることよってランニングコストが低下するので、長期的に見てもお得になることがあるのです。

リニューアル費用を考慮しても、コスト削減によるメリットは大きいものになるでしょう。

利用者の安心感を与えられる

「エレベーターをリニューアルした」という事実は、利用者に安心感を与えるというメリットもあります。

新しいシステムを導入して安全性を高めたエレベーターであることがわかれば、利用者は気持ちよく使うことができるでしょう。エレベーターのリニューアルは、そういったメンタル面にも良い影響を与えます。

エレベーター関連法規

まとめ

エレベーターの寿命は、こちらで紹介したような形で目安をつけることができます。上記の内容を参考にして、エレベーターの寿命を確認してみましょう。

寿命の確認と合わせて、エレベーターのリニューアルを進めるのもおすすめです。より高い性能を持つエレベーターに交換することも、この機会に検討してみてください。

最新情報をチェックしよう!