垂直搬送機を導入するにあたっては、メーカーに相談して機種や設置予算などを相談する必要があります。どのメーカーでも同じ結果になるわけではないので、相応の投資費用がかかる垂直搬送機メーカー選びは重要です。
そこでこちらでは、垂直搬送機取り扱いメーカー5選として5社をピックアップし、垂直搬送機を選ぶ基準についても解説します。
垂直搬送機取り扱いメーカー5選
代表的な垂直搬送機メーカーを5社紹介いたします。
鈴木製機株式会社
「鈴木製機株式会社」は、静岡県掛川市に本社を置く、物流機器の設計・製作・施工・メンテナンス・穀物乾燥機用バケットコンベヤの製造販売を手掛ける会社です。静岡の中部営業所（本社）だけでなく、東京・大阪・岡山・九州（福岡）にも営業所を置いています。
物流業界のトップメーカーの一翼をになう企業として顧客の満足を追求するために、以下3つの品質方針を定めています。
1.製品作り、及び事業活動の各場面において、法的規制を遵守することを旨とする
2.顧客満足の向上のために、当たり前のことが着実に出来る組織を目指す
①技術、経験、知識の研鑽に努め、顧客要求事項の確実な把握と、その実現を目指す
②市場クレームの減少に努め、顧客の安心感向上を目指す
③無駄なコストの削減に努め、顧客にとって価値ある価格提供を目指す
3.業界をリードする品質実現のために、常に製品、システムの改善に取り組む
①PDCAの考え方、行動の仕方を定着させる
②整理整頓を基本に据え、標準化、規格化、マニュアル化を推進する
③社員の研修を推進し、目標意識の向上を図る
株式会社ジャロック
「株式会社ジャロック」は、東京都中野区に本社を置く、各種物流システム機器や物流搬送荷役機器などの製造、販売と据付工事を手掛ける会社です。大手有名企業との取引実績もある会社であり、中国にもグループ会社を置いているグローバルな会社でもあります。
「お客様と共に考え、共に悩み、最適な物流機器をつくりあげ、お客様に利益を上げていただける21世紀を代表する物流創造企業でありたい」の精神を掲げ、「徹底した『現場の見える化』で問題点を洗い出し、現場作業の中で生じる様々なムダを排除するカイゼン（改善）機器を与えられた予算の中でカタチにしていくこと」を具現化しています。
富士工機株式会社
「富士工機株式会社」は、愛知県一宮市に本社を置く、粉体の空気輸送などの事業を手掛ける会社です。1963年創業の老舗であり、常に最先端の技術を駆使して環境改善に取り組んできたことを自負しています。
環境公害問題を解決し得る技術を保持していることを確信し、低価格で最良の設備機器を最短納期で提供できる体制を確立しています。
オムニヨシダ株式会社
「オムニヨシダ株式会社」は、大阪市中央区に本社を置く、物流機械器具及び省力機器全般の設計・製造・販売事業などを手掛ける会社です。
顧客サービスを改善しつつ、物流コストの低減を達成する」ことを課題に、ユーザーの「全体最適システム」構築の一翼を担うことを理念としています。メイン商品の垂直搬送機「オムニリフター」の専門工場・奈良工場を中核に国際品質管理規格ISO9001の認証を取得することで「品質の国際化」を達成しています。
株式会社ケイエルマシナリー
「株式会社ケイエルマシナリー」は、大阪府摂津市に本社を置く、医薬品・食品・化粧品工場向け各種ハンドリング機器やコンテナ、一般省力機械等の設計、製作、販売を手掛ける会社です。
受注生産方式を採用し、ユーザーのニーズに合わせた装置提供を実現しています。
設立は2012年とまだ新しい方ではありますが、医薬品工場の納入経験を生かした新しい装置開発にも積極的に取り組んでいます。
垂直搬送機を選ぶ基準
垂直搬送機を選ぶにあたっては、予算はもちろん重要ですが何よりも「利用目的に合った機種選び」が欠かせません。
例えば「運ぶ荷物の大きさ」などにより、導入するべき垂直搬送機のタイプは大きく異なります。そのため、垂直搬送機を選ぶにあたっては、利用目的に応じた垂直搬送機を適切に選ぶための知識・ノウハウが欠かせず、導入側がそれを考えてもなかなか適切な機種選びは難しいでしょう。
垂直搬送機の導入を検討するにあたっては、取引実績の多い垂直搬送機メーカーと交渉し、利用目的を正しく伝えて最適な垂直搬送機を提案してもらうことが最良の選択肢となるでしょう。
まとめ：メーカー選びは適切に！目的に合った垂直搬送機を紹介してもらおう
垂直搬送機は相応の設備投資を必要とするため、適切に導入できなければ費用が無駄になってしまうかもしれません。
メーカーを選定するにあたっては、自社と同業の取引実績が豊富であれば、自社の事情を加味してもらいやすくなるでしょう。垂直搬送機を選ぶにあたっては、自社でどのように垂直搬送機を利用したいのか、その利用目的を正しく伝えることでその条件に最適な垂直搬送機を選んでもらうことができます。
予算などの条件も加味しつつ、利用目的に最適な機種を選んでもらい、導入後のトラブルのリスクを少しでも減らしましょう。
